プラセンタとHGF

プラセンタに含まれる成長因子のうち、EGF(上皮細胞増殖因子)やFGF(線維芽細胞増殖因子)など美肌に関係しているものが注目されがちです。
HGF(肝細胞増殖因子)は2つに比べると目立たない存在ですが、実は重要や役割を持っているのです。

なぜ肝臓は再生できるの?

肝臓はウイルスなどによる炎症、アルコールの過剰摂取、薬剤の服用などが原因で損傷することがあります。
ところが肝臓は高い修復力を持った臓器で、手術によって半分を切り取ってしまっても、元通りに再生することが分かっています。
こうした働きは、HGFによるものです。
HGFによって肝細胞の分裂を盛んにすることで、炎症やアルコール、手術などによる損傷から回復しているのです。
GOTやγ-GTPの数値が高く、肝臓の損傷が認められるとき、プラセンタによってHGFを摂取すれば、肝臓の修復が促進され、肝機能が回復しやすくなってくれるのです。

実は他の臓器も再生する

HGFはその名称から、肝臓にしか効果がないように思えますが、実はそのようなことはありません。
腎臓や循環器など、他の臓器も再生してくれるのです。
動脈硬化や糖尿病といった生活習慣病は血管を痛めつけ、血流を悪化させる原因となります。
HGFは、この血管を修復してくれる働きを持っているのです。
血管の機能が回復すれば血液がスムーズに流れるようになり、血行が促進されます。
また、新たな毛細血管を作る働きもあり、こちらも血行促進に役立ちそうです。

最近では、ALT(筋萎縮性側索硬化症)という命にかかわる難病に対し、HGFが効果を発揮することが分かってきました。
プラセンタの注射によって症状を和らげられたという臨床例も報告されており、今後の研究に期待が持てそうです。

HGFは比較的目立たない成長因子でありながら、実は重要な役割を持っている「縁の下の力持ち」的存在と言っていいかもしれません。
肝臓の不調や生活習慣病対策としてプラセンタを摂取すると、HGFによって予想以上の効果を得られるかもしれませんよ。

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