※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

魚のプラセンタのメリット、デメリット

プラセンタは日本語で「胎盤」という意味で、本来は子宮で赤ちゃんを育てる哺乳類由来のものです。
ところが、卵生の魚由来のプラセンタも販売されています。これはどういうことなのでしょうか。

魚にも「胎盤」はあった!

実は魚にも胎盤に相当するような部位があります。それは「卵膜」と呼ばれるものです。
明太子を食べたことがある人はご存知かもしれませんが、魚の場合はたくさんの卵が薄い皮の中に入っています。
この皮が卵膜で、卵を育てる働きを持っています。
この卵膜から抽出されたのが、魚のプラセンタなのです。
現時点ではイクラを取り出した後に残る鮭の卵膜からしかプラセンタの抽出が行われていませんので、魚のプラセンタといえば鮭のものだと考えて間違いないでしょう。

魚のプラセンタのメリットは?

魚のプラセンタのメリットは、安全性が高いことです。
鮭は豚肉と違って生食が可能なことからも分かるように、感染症にかかることがあまりありません。
また、回遊魚なので重金属をはじめとする有害物質の蓄積も少ないとされています。
アミノ酸をはじめとする栄養素については、プラセンタと大差ありません。
特に肌の保湿力を高めるエラスチンについては含有量が多いため、美肌効果を求める人には向いています。

魚プラセンタのデメリットは?

では、魚プラセンタのデメリットは何でしょうか。それは、成長因子が含まれていないことです。
成長因子とは、特定の細胞の働きを活発にしてくれる成分です。
プラセンタには皮膚の角質層のバリア効果をアップさせたり、真皮での保湿力アップ成分の生成を促したり、血行を促進してくれたりするなど、多彩な効果があることが分かっています。
こうした効果の多くは、成長因子によってもたらされているのです。
魚のプラセンタには成長因子が含まれていないので、上記の効果は期待できなくなります。

魚のプラセンタは栄養面では優れているものの、成長因子が含まれていないのは大きなデメリットと言えます。「厳密にはプラセンタではない」と言われているのは、このためです。

トップに戻る