プラセンタとFGF

プラセンタには特定の細胞を活性化させる成長因子と呼ばれる成分が含まれていますが、その中のひとつにFGF(線維芽細胞増殖因子)があります。
FGFは、どのような働きを持っているのでしょうか。

FGFの働きとは?

FGFには複数の種類があり、それぞれ働きは違っています。
主な働きとしては、以下のようなものがあることが分かっています。

1.皮膚の保湿力アップ
皮膚の奥側にある真皮の線維芽細胞では、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの保湿力アップ成分が生成されています。
加齢などによって真皮の働きが衰えると、こうした成分の生成量が減り、乾燥肌の原因となります。
FGFはこの線維芽細胞を活性化させることで保湿力アップ成分の生成量を促し、乾燥しにくい肌にしてくれるのです。

2.血行促進
血行が悪化する原因のひとつは、動脈硬化や糖尿病などによって血管内皮がダメージを受けてしまうことです。
FGFには、血管内皮を整える働きがあり、血行悪化を防いでくれます。
また、新しい血管の血管内皮を生成してくれる働きもあり、血行促進に役立ちます。
血行悪化は肩こりや冷え性、薄毛など、体にいろいろな悪影響をもたらします。
プラセンタが「万能薬」のように思われているのは、この働きのためかもしれません。

3.頭髪の成長促進
FGF-7と呼ばれる成長因子を投与することで、頭髪の成長力をアップさせ、AGA(男性型脱毛症)をはじめとする薄毛対策に効果があることが分かっています。
育毛剤の中には、このFGF-7の生成量を増やす働きのある成分が含まれている製品もあります。

4.骨を丈夫にする
丈夫な骨のためにはカルシウムやビタミンDなど栄養素の摂取だけではなく、骨芽細胞がしっかりと生成される必要があります。
FGFの中には骨芽細胞の生成を促すものがあり、これによって骨の成長が促進され、丈夫な骨になってくれるというわけです。

プラセンタに含まれているFGFには、主なものだけでもこれだけの効果があるのです。
「万能薬」というと大げさかもしれませんが、それに近い働きを持っているのではないでしょうか。

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